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サウンド・オブ・ミュージック 舞台裏も楽しい

ぶんぶんクラブ主催の劇団四季「サウンド・オブ・ミュージック」バックステージ見学会が8月31日、札幌の北海道四季劇場で開かれました。抽選で当たった111人の参加者は当日の上演を観劇した後、舞台裏を見学しました。

ミュージカルはナチス占領下のオーストリアで、歌と家族愛で人々に希望を与えたトラップ一家の物語。「ドレミの歌」や「エーデルワイス」をはじめ、みんなが耳にしたことがある名曲の宝庫です。

見学の前に、舞台監督の糸賀友美さんから舞台装置についての説明がありました。2枚仕立ての緞帳(どんちょう)の仕組みや、舞台機構を動かすために劇場の実際の床より15センチ高くしていることなどを聞き、参加者は「あのシーンはこうだったのか」と納得していました。

見学会は3班に分かれ、舞台と舞台袖2カ所の3カ所を順番に回りました。つい先ほどまで演者さんが歌い踊っていた舞台に上がりました。トラップ邸のセット、照明や音響に指示を出す舞台監督卓も見学。ロープで幕を操作する「綱元」では、全94本のロープの中から、本番では15本のロープを使用し、場面ごとに幕を転換しています。 「ロープがたくさんあって間違うことはないですか」との質問に、自信を持って「それはありません」と即答でした。

見学後は、当日シュミット役を演じた佐和由梨さんとフランツ役の川地啓友さんが会員からの質問に答えてくれました。「音程を外さず歌う秘けつはありますか」との質問に「音符の真ん中を歌うように意識しています。何回も歌って自分で確認し、とにかく回数をこなすことです」。「ステージから客席は見えますか」と聞かれ「カーテンコールではよく見えます。お客様の表情で、今日の舞台がどうだったか分かりますよ」と答えてくれました。

(写真上)「さっき出てきた壁と窓だ」。トラップ邸のセットを見上げる参加者
(写真下)終演後にもかかわらず参加者からの質問に笑顔で答えてくれる佐和さん(左)と川地さん