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ブリヂストン美術館展 聞いて見て楽しむ特別鑑賞会

4月21日(土)に北海道立近代美術館とmima(北海道立三岸好太郎美術館)で始まったブリヂストン美術館展の特別鑑賞会が、5月8日(火)午後1時30分から開かれました。定員の9倍にも当たる応募があり、147人が参加しました。

まずは近代美術館学芸員の和気遥(わき・はるか)さんが今回の美術館展の見どころを講演。石橋正二郎氏のコレクションの歴史から、建て替え休館中だからこそ実現したブリヂストン美術館所蔵の名作セレクトまで、予定時間を超えて熱く語ってくれました。

2会場に、61作家84作品が展示されている今回の特別展。近代美術館は西洋近代美術と重要文化財の日本近代洋画4点、mimaには日本近代美術の精華が展示されています。5月21日(月)には一部作品を展示替えするそうです。

11章に分かれ、第1章「自然と都市の画家たち」、第2章「色彩の革命」、第3章「印象派を超えて」、第4章「色彩の解放」、第5章「内なる世界の表出」、第6章「形の冒険」、第7章「両大戦間の美術」が近代美術館で展示されています。ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」は特別展のハガキ販売数が第1位の人気。2位はデュフィ「オーケストラ」。軽やかで明るく、透明感ある色彩が人気のようです。未完成さにも注目が集まった青木繁「海の幸」も展示されています。

第8章「明治の洋画家たち」、第9章「明治から大正へ」、第10章「大正から昭和へ」、第11章「世界のなかの日本」はmimaで展示。洋画による日本的な画題の表現を試みた名品が並んでいます。岸田劉生「麗子像」、藤田嗣治「猫のいる静物」など、三岸好太郎の美的精神につながる作品が展示されています。

参加者は講演の後、自由に作品を鑑賞しました。

(写真)和気学芸員の講演を聞く参加者