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口腔がん早期発見が大切 札医大・宮崎教授が講演

札医大とぶんぶんクラブ共催の「すこやかライフ講座」が7月31日、札幌市中央区内の札医大で開かれ、舌がんなど口腔がんについて学びました。

講師は、札医大医学部口腔外科学講座、宮崎晃亘(あきひろ)教授。
宮崎教授は「その口内炎、大丈夫ですか?」とのテーマで、口腔がんの基礎知識から予防方法、最新治療法まで多くの写真を映しながら解説しました。

約120人のぶんぶんクラブ会員を前に、宮崎教授は、自らが口腔がんのステージ4であることを公表したタレント堀ちえみさんの事例を紹介。
「堀さんも最初は口内炎と考えていた。しかし、堀さんのように2週間たっても治らなかったら、重大な病気を疑って大学病院などで受診を」と強調しました。
ステージ4段階だと舌の再建手術など大きな手術が必要だが、初期段階のステージ1もしくは2の場合、口腔がんも手術や放射線治療で治る確率が高いと指摘し、早期発見の大切さを訴えました。

宮崎教授は、口腔がんは自分で発見しやすい病気でもあるとし、「口内用の小形の鏡を使って、1カ月に1度は舌の横や裏側をチェックし、赤色のただれや白色に変色している部分がないか、しこりやはれがないかも確認してほしい」と呼びかけました。

さらに、口腔がんを予防するために「一番の害はタバコ、ぜひ禁煙を。口の中を常に清潔にすることや香辛料など刺激の強い食品、強い酒を控える、バランスの取れた食事も大切」と話し、こうした日ごろの心掛けによって発症リスクを軽減できるとも指摘しました。