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笑いあり涙あり 柳家花緑さん砂川で一席

一流の落語家を招いての「道新ぶんぶん寄席」が今年も10月から始まり、3日には真打ち柳家花緑さんが砂川市で公演しました。
11月13日の根室管内別海町の公演まで道内13カ所で開催します(申し込み受け付けはすでに終了)。

今年のぶんぶん寄席は、春風亭一之輔さんや柳家さん喬さんら5人の真打ちが苫小牧市や旭川市など7カ所で、道内出身で伸び盛りの二ツ目、林家扇さん(恵庭市出身)、柳亭市童さん(札幌市)、柳家やなぎさん(別海町)の若手3人が10月1日の登別市を皮切りに胆振東部地震で被災したむかわ町など6カ所で高座に上がります。

3日に砂川市の市地域交流センターゆうで開かれた寄席は、歯切れのよい語り口で古典から新作まで広く演じる人気の真打ち柳家花緑さんが出演、抽選で選ばれた会員約330人が客席を埋めました。

この日は、殿様に見初められ、こし入れした妹が世継ぎを生んだと聞き、御殿に招かれたおっちょこちょいの兄が主人公の落語「妾馬(めかうま)」を一席。
酒に酔いつつも娘を思う母親の真情や兄の思いを切々と語り、観客の涙を誘い、重臣や殿様との珍問答に会場からは大爆笑が起きました。

花緑さんは、映画「男はつらいよ」の山田洋次監督が以前、花緑さんの「妾馬」を聞いて、「このきょうだいは、寅さんと妹のさくらのようだね」と感想を述べた逸話も披露し、観客らは深くうなずいていました。

(写真)ぶんぶん寄席で熱演する柳家花緑さん