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葛西聖司アナ「松竹大歌舞伎の魅力」を語る

北海道新聞社主催の松竹大歌舞伎(7月6日(木)、札幌市教育文化会館)に先立ち、公演の見どころを解説するセミナー「葛西聖司アナウンサーが語る歌舞伎の魅力」が、6月7日(水)午後1時~2時30分、北海道新聞本社2階会議室(札幌市中央区大通西3)で開催され、約100人が聴講しました。

講師の葛西さんはフリーのアナウンサーで、歌舞伎や能など古典芸能の解説者として、講演や執筆を行い、大学の講義などでも活躍しています。

セミナーでは、八代目中村芝翫(しかん)の襲名披露狂言となる「熊谷陣屋」をはじめ、各作品の背景や出演俳優、各場面の特徴を紹介しました。長唄に出てくる言葉の意味などを解説しながら、参加者全員で口ずさんでから音声を聞いたり、DVDで場面の一部を見たりするなど、歌舞伎が初めての人でも、背景を知ることで深く理解でき、古典芸能を一層楽しめる内容でした。

7月の公演は3演目で、最初は「猩々(しょうじょう)」。水の中にすむ酒好きで無邪気な中国の伝説の霊獣、猩々を巧みに表現した格調高い舞踊を見せます。「口上」は裃(かみしも)姿の俳優が舞台に並び、襲名披露のごあいさつを申し上げる華やかな一幕です。そして平家物語を題材にした「熊谷陣屋」は、忠義のために、わが子を犠牲にした武士を描いた古典歌舞伎の名作となっています。