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越中万葉の世界にひたる 獨協大・城崎特任教授が講演

「大人のための万葉集 越中万葉の世界」をテーマにした道新ぶんぶんクラブ教養講座「いにしえの日本を探る」が9月9日(土)午後1時30分~3時に道新本社2階会議室で開かれました。講師は獨協大学特任教授で国学院大学大学院兼任講師の城崎陽子さん。定員120人のところ、約2倍の応募があり抽選となりましたが、定員を上回る参加がありました。

大伴家持は越中(今の富山県)への赴任中、最もたくさんの歌を詠みました。家持の黄金時代ともいえます。28歳での赴任は年齢的には遅く、また5年間という長い期間になりました。万葉集の編さんに関わったとされる家持は、妻や姑、昔の恋人からの歌は多数載せていますが、自分からの返歌はほぼ見当たらないそうです。

昔の恋人が家持を思い詠んだ歌の「堅く操を守ってあなたを待つ」「あなたがつねった私の手の甲」など、「大人」だからこその解釈を城崎先生が軽妙な語り口で紹介してくれました。会場からは共感の声や笑いが上がり、和歌の世界を堪能しました。

(写真上)城崎先生の講演に聞き入る会場いっぱいの参加者
(写真下)城崎陽子獨協大学特任教授

2017・9・9