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昆虫ロボット ゴールを目指せ! 室工大サイエンススクール「親子ロボット教室」

 室蘭工業大学と道新ぶんぶんクラブ主催の室蘭工業大学サイエンススクール「親子ロボット教室」が8月9日、北海道新聞本社(札幌市中央区大通西6)で開かれました。参加した札幌市内の親子約60人はカブトムシやクワガタムシの昆虫ロボットを苦労の末に仕上げ、操作盤を懸命に動かしながらサッカー風のゲームを楽しみました。

 この教室は、ロボットの開発、教育の拠点として同大にロボットアリーナが2010年に開設されたのを受け、翌11年から札幌で開催、今回で6回目になります。

 会場にはロボットアリーナのロボットたちが展示されました。来場した子供がセンサーの前に立ち手や上半身を動かすと、その通りにロボットが動く「キネクト」やアザラシの子のロボット「パロ」は、なでたり抱いたりする度に反応してかわいい声や仕草で人気を呼んでいました。
 教室ではまず、ロボット工学、制御工学専攻の花島直彦准教授がロボットについて講義。ロボットが2足歩行するときにどうやってバランスを取るかなどについてわかりやすく解説しました。


DSC_0266 続いて親子で昆虫ロボットづくり。「お母さんここ持っていて」などと言って仲良く手作り。図面をじっくり見ながら慎重に操作盤やギアボックスなどを作り、昆虫の体を組み立てていきました。間違って頭をお尻の方に取り付けたりしてやり直す親子もいましたが、サポートの室工大生8人も随時手伝い、全員が見事完成させました。









DSC_0311 最後はいよいよ「カブクワールドカップ」と銘打ったサッカー風のトーナメント戦に挑みました。子供2人でチームを組み、小さなサッカーボールとピンポン球を、カブトムシ、クワガタムシ各1機が力を合わせて相手ゴールに押し込む対戦ゲームです。父母らも見守る中、昆虫ロボットを上手に操作しながら、ボールを運び、スキを見て見事にゴールを奪っていました。

 優勝チームの1人、豊平区の工作好きの小学5年、杉浦匠君は「一人だと黙って作るけれど、今日はみんなと話しながらやれた。カブクワールドカップが面白かった」と喜んでいました。

 優勝チームなどには、ぶんちゃんグッズ、室工大オリジナルのボルタ(ボルトやネジ、ナットで制作した人形)が贈られました。



【写真上】親子で完成させたカブトムシ、クワガタムシのロボットを操作してサッカー風のゲームに熱中する子供たち

【写真下】力を合わせてクワガタムシのロボットを製作する親子