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【道新ポケットブックから】昔ながらの味を守る 老舗の餅屋
餅の北屋【五稜郭商店街】(函館市)

函館市電「五稜郭公園前」電停の目の前。毎朝手作りした大福や串団子、豆餅などがショーケースに並べられ、食欲をそそる。「餅の北屋」は60年以上続く老舗で、3代目を継ぐ長男の松下文彦さんを中心とした3兄弟で、昔ながらの素朴な味を守っている。五稜郭の本店は長男と次男、柏木店を三男が担当している。

おいしさを作り出す原材料は、十勝産小豆から丁寧に作ったあん、岩手県産「ヒメノモチ」をついた餅、市内の山で採取したヨモギや笹など。朝5時半から製造を始め、作り立てを販売するのもおいしさのポイントだ。

人気商品は上新粉と餅粉で作る「べこ餅」で、一般的な物より黒糖生地の比率が多いのが特徴。むっちりした食感と控えめな甘さが好評だ。餅菓子のほかに、手作りのいなり寿司、太巻き、赤飯も販売している。

また、法要のお供え用の団子や餅の注文にも応じており、市内の寺院などから予約が入るという。「昔は各家庭で作っていましたが、年々減り、お供えの方法も分からない人が多くなりました。そういったことを伝えていくのも私たちの役割だと思っていますので、元気で、少しでも長く店を続けていきたいですね」

メモ 函館市本町25の12。会員のみ、お買い上げ600円ごとに20円のサービス券を2枚進呈。午前8時30分~午後7時。日曜休み。(電)0138・52・2212










(写真上)大福はこしあん、粒あんを用意
(写真中左)手前がべこ餅、後ろはすあま(右)と草団子
(写真中)甘辛く炊いた油揚げが絶品のいなり寿司
(写真中右)あんがたっぷりのった串団子
(写真下)店内には椅子やテーブルも置かれている


(道新ポケットブック2018年11月号掲載)