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【道新ポケットブックから】歴史を刻んできた日本最北の酒蔵 国稀酒造(増毛町)

趣のある建物が点在する増毛町の中でひときわ目を引くのが、日本最北の造り酒屋である国稀酒造だ。新潟県佐渡から移住した本間泰蔵氏が1882年(明治15年)に「丸一本間」として創業し、呉服業やニシン漁、醸造業で発展し、1902年(同35年)に現在の場所に酒蔵を開設。丸一本間合名会社酒造部として酒造りを行ってきた。2001年に国稀酒造株式会社と社名を変更し、現在へと続いている。

国稀酒造の酒は、暑寒別岳の伏流水と道産の酒米「吟風(ぎんぷう)」「きたしずく」を使い、南部杜氏の流れをくむ職人が丹精込めて造っている。社名にもなった「国稀」をはじめ、「鬼ころし」「暑寒美人」など17種類の清酒と焼酎を製造している。

酒蔵は公開されており(一部を除く)、歴史ある建物を見学した後は全種可能な試飲も楽しみ。気に入った酒は売店で購入できる。蔵の売店限定品もあるので、お土産にうってつけだ。

企画室・店長の佐藤敏明さんは「年間約14万人のお客様が蔵を訪れます。近ごろは若い女性のお客様も増えていて、香りのいい吟醸酒が好まれていますね。9月上旬には冷やおろしの出荷も開始しますので、こちらもぜひ、お楽しみください」。

メモ 増毛町稲葉町1丁目17。会員証提示で、清酒・焼酎を1000円以上お買い上げの会員と家族に、A5クリアファイルを1枚プレゼント。午前9時~午後4時30分(見学時間)。年末年始は休み。(電)0164・53・9355

(写真上)商家の面影を残す歴史ある建物
(写真下左)代表銘柄の「国稀」「鬼ころし」
(写真下中)蔵で使う水をくむこともできる
(写真下右)国稀酒造企画室・店長の佐藤敏明さん

(道新ポケットブック2017年9月号掲載)