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ぶんぶんクラブおすすめの一冊 - 北海道新聞社の本

全球入魂!プロ野球審判の真実

山崎 夏生著、四六判、296ページ、定価 1430 円

2020/08/31
全球入魂!プロ野球審判の真実

本のご紹介

名物審判が語るプロ野球審判の喜びと苦悩!
全くの素人からプロ野球界に飛びこみ、パ・リーグ審判員として29年、NPB審判技術指導員として8年の日々を過ごしてきた著者が審判の仕事やプロ野球の裏側を語り尽くします。野球を深く知ることができる一冊です。
審判の右腕に大観衆が一喜一憂! 野球は審判の存在なくしてありえません。プロ野球審判員の仕事や現状、選手とのエピソード、著者の野球論や球界への問題提起など、内容は多岐に渡ります。

第1章 当世プロ野球審判事情Ⅰ   
第2章 プロ野球審判指導員として
第3章 プロ野球審判員の採用と育成
第4章 当世プロ野球審判事情Ⅱ
第5章 忘れられない試合と選手たち
第6章 野球論
第7章 野球界への提言

会員の皆さんからのブックレビュー

  • 野球選手の自伝書等々は、数多くありましたが、審判目線からのこの書は、かつてない新鮮な野球の見方を開眼させてくれる一冊となりました。
    審判の世界も、プロ野球選手とまったく同じ厳しい世界であることを初めて知りました。プロ野球ファンとして、ファン目線、応援チーム目線で野球を観戦し、応援選手の入団前後からの努力、鍛錬、成長にばかり視点がいっていましたが、3軍・2軍審判等々から、数々の努力、鍛錬があり1軍審判へ昇格し、1軍審判の中から優秀な方々がオールスター審判・日本シリーズ審判が選出される仕組みの一方、解雇される審判がいる現実も大きな衝撃でした。
    正確な判定、スムーズなゲーム進行が当たり前と感じておりましたが、その普通を築き上げるために、いかに審判員が、不断の努力、鍛錬を経て、第二の選手として試合を構築していたのかを知り得、野球の見方が変わりました。
    今後は、審判員の一挙手一投足に注目して、審判員へ ナイスプレーと応援したくなりました。
    (齋藤 久夫さん)
  • 私は山崎夏生氏と同年代でもあり、プロの審判員程の試合数はこなしていませんが、アマチュア(軟式野球)の審判を40年以上やっているので、大変興味深く読ませて頂きました。
    今でも審判員、選手として現役で頑張っている野球好きです。
    本の中に水分補給の話がありましたが、自分も高校時代は野球をやっており、当時は練習中に水を飲むことは許されず、疲れるから駄目だとか、肩を冷やすから泳ぎに行くなとか、足腰を鍛えるために「うさぎ跳び」をしたり、今のスポーツ医学的に逆行することをやっていました。
    今思えば、水分補給もしないでよく誰も熱中症にならなかったのが不思議なくらいです。
    定年退職後、現在、中学校野球部の外部コーチとして毎日、指導に行っており、練習試合では毎試合、球審をやり、審判から見た目で、ルール・戦術等も含め指導しています。
    もちろん、今は練習中に数回の給水タイムを設けています。
    若いころ審判を始めた時は、アマチュア(草野球含む)では審判員のローテーション(動き方)など特に形は無かったと思います。その後にクロックワーズ(時計と逆回り)の動き方が導入されたと記憶しています。
    水分補給もそうですが、野球のルールは毎年改正され、アマチュアの審判員についても昔とはかなり変わったのが実感される今日この頃です。
    この本を参考に、これからも野球に関わって行きたいと思っております。
    (野球 一筋さん)
  • 巻頭にはカラー写真があり、ページ内にも写真が使われておりとても見やすかったです。親子孫の三世代で楽しく読ませてもらいました。
    私がプロ野球に興味を持ったのは5年前とつい最近です。しかし、一生懸命プレーする選手より、選手に花を添えるような且つ常に正しいジャッジを行う審判に心を奪われました。
    そもそも審判がいなきゃ試合は成り立ちません。本誌を読むとプロ野球審判になるために狭き門を突破し、その後の研修・育成期間での過酷な事情をよく知ることができます。
    時代の流れとともに変わるルール(リクエスト制度等)や、インターネット上で審判を叩くような行動に対して、著者(元審判員)だからこその率直な意見や思いが伝わってきました。
    審判になるには、そして続けるには強いメンタルとタフな体が必要です。日々鍛錬しています。
    これから野球を見るときにはいつも以上に審判に注目して、仮に誤審があったとしても「次は気を付けて」くらいの広い心で見守れるようにしたいです。
    (でらこさん)
  • プロ野球審判員の仕事にすごく興味がありあっという間に読んでしまいました。
    野球が好きというだけでプロ野球選手の夢を諦め、それでもプロ野球への舞台を諦めることができず審判員への道に飛び込むためにパ・リーグ会長への直談判という強い気持ちと決意がすごいことだと思いました。
    「何があろうとも審判員の仕事が好きだ」という情熱では片づけられない人生を賭け、収入問題や健康面・体力・視力の低下など肉体的にも精神的にも、とても厳しい世界に飛び込もうとする人々、その人たちの中で技術面や実績を積んで一軍審判員60名ほどの中に残っていくことの難しさを知ることができた。
    すべてのプレーに対して「判定」とは言わず、「裁き」と表現するのは絶対に誤りがあってはならないという強いプロ意識が感じられます。
    現役を長く続けるための日々の努力・厳しさ・難しさや野球界全体の問題点や審判員の待遇改善などの提言、今後のプロ野球はどうあるべきかなど、長年にわたり現場に立ち続けた山崎さんにしか分からない事が改めて良く理解できました。是非、希望に近い形で実現されることを切望しています。
    最後に、球審が試合前に高らかに「プレイボール!」のコールは「さぁ、ボールで遊ぼう!」と山崎さんは表現していますが、グラウンドに立っている選手と審判員がお互いプロとして人生を賭けた者同士の壮絶な戦いへの「スタートコール」と聞こえるのは私だけだろうか。
    (福原 實さん)
  • 読後、まず思ったのは“プロ野球の審判って選手に負けず劣らずとっても大変”ということ。正確なジャッジと対応を求められ、休みの日にも研鑽を積んで技術の習得に励む、気の抜けない毎日。定年までやりとげるプレッシャーとストレスはどれほどか。
    野球に対する姿勢、マナー、フェアプレー精神などの考え方は野球をする人、指導する人に贈る言葉として心に響きました。
    野球中継でもっと審判の動きを追うカメラがあったらいいのにと思いました。
    全球入魂! nice titleです。
    (nicecatch.31さん)