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【7月4日まで開催】 所蔵品展『モダニストの「蝶」~詩人・安西冬衛と好太郎~』         <札幌市、北海道立三岸好太郎美術館>

2024/05/13

 

北海道立三岸好太郎美術館(札幌市中央区北2西15)では、所蔵品展・『モダニストの「蝶」 詩人・安西冬衛と好太郎』を7月4日まで開催しています。

 

蝶の群れが海を渡り、貝殻は砂に横たわる。「蝶と貝殻」の連作は、画家・三岸好太郎(1903-1934)がその早すぎる晩年に到達した、白日夢のようなイメージの世界です。

同時代の詩壇では、安西冬衛(1898-1965)が三岸に先駆け、短詩「てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた。」を発表(詩集『軍艦茉莉』 1929年)。茫漠とした海に蝶の孤影を浮かび上がらせるこの一行詩は、日本のモダニズム詩を代表する作品として今日まで評価されています。

ふたりは生前会うことはありませんでしたが、冬衛が活躍した『詩と詩論』(1928-1931)の同人に、好太郎の友人・外山卯三郎がおり、好太郎は同誌を通じて冬衛の詩に接していたと思われます。一方、冬衛は1935(昭和10)年の独立展で好太郎の遺作を実見して高く評価。戦後、焼け跡の都市風景に好太郎の《オーケストラ》のイメージを重ねるなど、後年まで、好太郎に言及しています。 

同展は、昭和初期にモダニズムの旗手として注目を集めた画家と詩人の芸術を、「蝶」を共通項として紹介しています。ふたりの芸術家のみずみずしい感性の響きあいをお楽しみに。

 

問い合わせ:北海道立三岸好太郎美術館 電話011-644-8901

 

三岸好太郎〈飛ぶ蝶〉1934(昭和9)年 道立三岸好太郎美術館蔵
三岸好太郎〈飛ぶ蝶〉1934(昭和9)年 道立三岸好太郎美術館蔵
三岸好太郎〈筆彩素描集「蝶と貝殻」より 海洋を渡る蝶〉1934(昭和9)年 道立三岸好太郎美術館蔵
三岸好太郎〈筆彩素描集「蝶と貝殻」より 海洋を渡る蝶〉1934(昭和9)年 道立三岸好太郎美術館蔵
三岸好太郎〈オーケストラ〉1933(昭和8)年 道立三岸好太郎美術館蔵
三岸好太郎〈オーケストラ〉1933(昭和8)年 道立三岸好太郎美術館蔵