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災害時の備え学ぶ 苫小牧沼ノ端で防災講座

昨年9月に起きた胆振東部地震から半年を迎えました。この先いつ起こるかわからないさまざまな災害に備える「備災」の意識を高めてもらおうと、体験型防災イベント「ぶんぶん防災講座in苫小牧」(北海道新聞社、北海道新聞苫小牧地区販売所会主催)を3月16日(土)午後、苫小牧市沼ノ端交流センターで開きました。ぶんぶんクラブ初の移動防災講座で、約60人が参加し、最新の防災グッズに触れながら災害対策への理解を深めました。

講座は、初めに苫小牧市の「防災出前講座」として、苫小牧市市民生活部危機管理室の渡邉治危機管理専門員が、苫小牧で想定される災害への備えについて講演しました。昨年改訂された市の防災ハンドブックに基づいて、地震や津波、風水害・土砂災害、火山災害の発生時の対応と避難時の留意点をスライドや動画を使って解説。自らの生命は自ら守る「自助」を最優先に、「正しい知識と情報を基に、日ごろから災害に備えてほしい」と呼びかけました。

続いて防災用品の卸・販売を手掛ける「ムラカミ」(札幌)の協力で、会場後方に防災グッズを展開。テント、トイレ、非常食、電源・スマホの充電器といった災害用品の四つのブースを設けました。参加者は4班に分かれ、順繰りに各ブースを体験しました。トイレでは凝固剤で水分を固化する実験を見学し、非常食コーナーでは、カスタードクリームやアルファ米のご飯、パンなどの非常食の試食をしました。「非常食といえば乾パンぐらいしかなかったが、ずいぶん進化していると実感した」「意外とおいしいね」など参加者はムラカミの職員の説明に耳を傾けながら、味わっていました。
(写真説明)非常食コーナーで最新の非常食の説明を受ける参加者。このあと試食も行われた